今では、農作物を輸送することがなくなった農道空港(農道離着陸場)に向かいました。ゲートは閉められ農道として車が通れるようにはなっていません。
農道離着陸場とは、1988年(昭和63年)に始まった農林水産省の農道離着陸場整備事業により、農道を拡幅して作った飛行場の一種。別名、農道空港とも呼ばれる。空港法の種別では、場外離着陸場に分類される。農道離着陸場整備事業は、1998年(平成10年)に事業廃止。最終的に8か所が建設された。
新得町農道離着陸場 1992年(平成4年)4月に新得町が90%を出資して設立した「西十勝フライト農業公社」によって開場した。同年7月より仙台空港経由で東京や東北方面に地場の農産物を運んでいた。その後、十勝帯広空港経由となり、2006年(平成18年)度には農産物の空輸実績は0となった。
1989年、美唄市での輸送実験段階から問題が表面化していたようです。それでも新得町はこの事業を進めました。小型のセスナー機で、どれだけ数多くの農作物量を運べるものなのか、想像には難しくないでしょうが、最終的には人を乗せることを考えていたようです。それでも、町行政は農水省と運輸省との壁がこんなに高いとは想像できなかったのでしょう。
その後、新得町はこの農道空港の活用を模索し単発ながらもイベントを行ってきました。しかし、今では力尽きた感が否めません。かつて、そこでの活用方法を問われたときに、『たい肥場にして、そこでバークたい肥を生産して販売したらどうでしょうか。』と、言ったことがあります。それは、士幌にあるバークたい肥を生産している企業を町内会で視察させてもらった時のことを思い出したからですが、失笑されました。
近い将来、交通手段がドローンになるかもしれません。ドローンの練習場や競技場にしますか?
このあたりは街よりも少し高い場所にあるので、たとえばお手伝いの農作業で、その合間になにげなく目線を上げた時、その時映る山々と合いまった風景には心癒されるんですけどね。
