新得町だけでなく道内の多くの町が少子高齢化です。シャッター通りの商店街はこの町だけの話ではありません。多分、日本中小さな町はどこもかしこも同じ状況かもしれません。
『みんなで渡れば怖くない』
怖くないかもしれませんが町は無くなりますね。
町の財政は道内では健全のようです。これは泊村ほどではありませんが、町内には6つの発電所があって、まさに『電源の町』です。今までその交付金が大きな役割を果たしていたことでしょう。
高齢者用施設は不足しています。町内からも施設新設・増設の話が聞こえてきます。財政健全な町ですからきっと問題なく建設される事でしょう。しかし本当はこの建設の後、それからが問題と考えられます。
沢山できた施設。そこにはだれが働くのでしょうか。直ぐには能力の高い方々が集まるとは思えませんので、非正規と呼ばれる臨時の方々で賄うことになるのでしょうか。
ところで非正規は今や昔の家計の補助的役割でないのが実情です。その働き手がその家計の中心である事が多いのです。本来ならば、会社が人員確保に困っているからの非正規ならば、不安定な状況での仕事の非正規には正規以上の給料を出していいはずですが、そうにはなっていなくて低く設定されているのが現実です。
町は少子です。今後この調子で少子ならば、働き手の多くを町外から呼んでくるしかありませんが、働く条件の決してよろしくないところに、どこの若者が好き好んでやってきてくれるでしょうか。
『非正規しか雇えないんですよ。』
それならば、同じような仕事ならば、少なくとも正規の方々より給与を改善すべきでしょう。
『私正社員なのに、彼らより給料が・・・』
と仰る正規の方々がいるかもしれませんが、雇用期間安定と社会保障は比べ物にはなりません。その違いを鑑みて働き方を選んでもらうしかないのではないでしょうか。
『そんな簡単なものではない。』
そのとおりです。
でも、町は少子です。
毎年毎年、その少子な若者が、町から出て行きます。
予算があるので高齢者施設は建設可能で、どんどんできていくでしょう。
そしてその施設に入っている高齢者は、たぶん高齢者が見る施設になるかもしれません。さらには現状のまま推移するとするならば、やがて少子だけでなく町の人口自体が減少加速を増し、町にたくさんできた高齢者施設が、やがて余ってくる可能性も高いといえるかもしれません。
町の危機的状況は、すぐそこまできています。